いのう遺跡文化探訪|スポット塩屋地区3

旧加和良(かわら)神社跡
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 昔は、花の木の宮とか、無量寿の森と言っていた。もと、加和良神社がここにあった。大正11(1922)年に北に約800mの現在の場所へ移設された。移設されるまでは、広い境内であったが、耕地整理で神社あとはせまくなった。今は、碑だけが建っている。木花咲耶昆売命をおまつりしていたので、現在は、花の木さんとよばれている。 加和良神社は、延喜式内社(えんぎしきないしゃ)であり、天平19(747)年『大安寺伽藍縁起并流記資財帳』に,「奄藝郡城上原四十二町 開十五町 未開田代三十七町 四至〔東濱 南加和良社并百姓田 西同田 北濱道道之限〕」と記述のある由緒正しい社である。また、延長5(927)年にまとめられた延喜式神名帳には、伊勢国菴芸郡13座の2番目に名が載っている。昔は、加和良神社が当時の浜街道に沿い、伊奈冨神社に参詣する分かれ道にあったと思われる。