いのう遺跡文化探訪|スポット野村町2

碧石(あおいし)の地蔵
野村町 碧(青)石の地蔵1
野村町 碧(青)石の地蔵 3
野村町 碧(青)石の地蔵 2
 昔、このあたりが鴻鵝野とよばれていたころより碧石の地蔵があった。宝永7(1710)年、紀州藩から野村へ鳥見役として差し遣された清水家が地蔵堂を建てたという。
中野家出身の順証比丘が、元禄8(1695)年に寄進したのと、清水家が宝暦7(1710)年に寄進したのと2体あり、参詣者が多い。今も百万遍の行事が続いている。また、この御堂には、地蔵さんとは違う一体の像がある。これは、弘法大師の座像で膝の裏面に「文政2(1819)年5月16日弘法大師野村地蔵堂 是教妙薫教専如秀」と記されている。
その他、鈴の上縁には、「鈴鹿郡原村金光禅寺什物 同村作人七郎右衛門寄進 現住兀曲川代 于時寛文4(1664年)年7月8日」とあり、銅製で直径25㎝深さ20㎝のものである。ほかに日付の入った仏具もある。木魚は、正面に金盛子と書いてある。香炉は瓦製で菊家紋があり、弘化4(1847)年末7月と書いてある。