いのう遺跡文化探訪|稲生通り地区9-2

地蔵半跏像
 藤原時代の作でなかなかしっかりした彫技をみせている。両手足や踏み下げる左足、円相光背、岩座に後に補われたところがあり文化財指定にはされないが、りっぱな像である。
釈迦如来坐像
【県指定文化財】  まげを結い、宝冠を戴き、大衣をまとう釈迦如来は「宝冠の釈迦」といわれ、多くは鎌倉から室町時代にかけて禅寺等に安置された。像高81㎝、ヒノキの寄木造、金泥彩。白毫には水晶を入れ、法界定印を結ぶ。体内の朱書銘に「貞和2(1346)年7月17日始之。大仏師堯円」とある。堯(ぎょう)円(えん)は京都三条仏所に属した仏師である。 この仏像は、造られた年代がわかる資料として、また堯円の数少ない作として貴重である。
南陽寺 天神社
南陽寺 石碑