いのう遺跡文化探訪|スポット 伊奈冨神社1-5

陶製三足壷
【県指定文化財】  高さ18.6㎝、口径8.7㎝。足の一部を欠損する以外は完形を保っている。胴が横に張った短頸壺で、横方向に貼り付け突帯を3条、縦方向に同じく貼付突帯を3条付加している。底部には、粗雑だが3足を付加する。暗褐色を呈し、肩の部分に淡く緑色の自然釉が見られる。体部に袈裟襷状の突帯を伴う東海産の陶器は、東海地方で作られた陶器には稀に見られるが、この陶器のような形態は珍しい。土器の特徴から、知多半島(常滑窯か?)で生産されたものと考えられる。胴部上半に「嘉禎2(1236)年/□申白子/六郎兼文/□士為向/□所奉/□也」と墨書がある。銘から年代も判明する、貴重な資料である。古くは、3年に一度の式年大祭にて、神輿渡御の際に行列に用いられていた。
― その他の伊奈冨神社の史物 ―
画像 伊奈冨神社縁起 伊奈冨神社縁起
画像 伊奈冨神社  木造扁額 木造扁額
画像 伊奈冨神社 神像13点 神像13点
画像 陶製三足壷 伊奈冨神社 陶製三足壷
画像 伊奈冨神社  棟札73枚 棟札73枚
画像 弘安3年獅子頭 伊奈冨神社 弘安3年獅子頭
画像 翁面2面 伊奈冨神社 翁面2面